ガジェットと岩とカバンと海外と

物欲まみれの浪費の日記

このブログの趣旨

こんにちは。Suzukiです。

 

人がブログを書く動機は様々です。

自分の日々を共有したい、人に役に立つ情報を公開したい、モノのレビューをしたい、自分の文章化能力を向上させたい、アウトプットの媒体として利用したい、広告収入が欲しいなどなど。

したがって、ブログの趣旨も様々です。

私の友人は、いつも素晴らしい記事を書き、いつも感動させられます。「意識高い系」(今や使い古された言い回しのようにも思いますが)には持てない、純粋な奥深さ。あのような文章が自分にも書くことができたらなぁ、と思います。

 

が、しかし、このブログの趣旨は主に自己の浪費を戒めるために書くものです。

そもそも自分に奥深い記事が書けるわけがない。

 

さて、「浪費」とは何か。

消費社会の理論で有名なフランスの哲学者、ジャン・ボードリヤールは消費(浪費)の心性についてこう述べます。

この心性(集団消費の心性)は消費を支配する魔術的思考であり、日常生活を支配し奇蹟を待望する心性であり、それは思考が生み出したものの絶対的力の上に成り立つという意味での原始人の心性である。

*1

『消費社会の神話と構造』の面白いところはこんなところではないですが、読んでいて、明らかに、ここで書かれていることは自分のことだと思いました。飽くなき余剰を求めて、キッチュなモノ、ガジェットを探し続ける現代社会の採取者としての自分・・・。

しかし、こんな時代精神の中で生まれたからにはもはや抗おうなどとは思いません。消費社会万歳。

 

が、しかし使える個人資源は有限です。使えば減る、ロビンソン・クルーソーでも気が付いた原理です。

したがって、自制をしなければならない、と思うわけです。そのためのブログです。

 

さて、ブログを書くことがどう浪費を戒めるのか。

それは、私が極度の面倒くさがりで、本来ブログを書くような人間でもないからです。

 

つまり、ブログを好きで書いている人の彼岸にいる人間なのです。

 

それを示すのがニックネームもスズキという適当さ。名前がスズキなわけでもなく、スズキの車に乗っているでもなく、スズキという知り合いがいるわけでもなく。

 

全国のスズキさん、申し訳ありません。

 

そんなこんなで、面倒くさいのです。ブログを書くというのは。

そうして、モノを買うたびにブログを書くという事は、自分がこれだけモノを買ってるんだぞ、と自分に言い聞かせるとともに、「モノを買う=ブログを書く」ということによって、ブログを書く面倒くささがそのモノへの物欲よりも大きくなった場合、買わなくなると。

なので浪費への抑止力になるのでは、と予想しています。

 

したがって、こういう趣旨ですのでレビューサイトのように点数化したりしません。モノの点数化はそもそも嫌いです。

さらに、お役立ち情報を載せるつもりもありません。

 

ただし、主な浪費(カバン、オーディオ、靴、服)などは個人輸入したものも多いので、一部のそれらのマニアの人たちにとっては数少ない日本語のレビューになるかと思います。

また、面倒くさいと言っていますが、買ったモノへの愛は多いので、書くことも多いです。したがって、基本的に一つ一つが長い記事になりますし、記事のクオリティを妥協するなどあり得ないです。

 

こんなブログ、読む人いるのか?と思いますが、書いていきます。

自分による自分のためのブログですが、読んでくださる方には最大の敬意をはらいます。

よろしくお願いします。

 

2018年11月更新

一つ目のエントリーを書いて半年さぼりました。Suzukiです。

私生活も落ち着いてきたので再開したいと思います。再開にあたり、一つカテゴリーを増やすことにしました。

それは「海外生活日記」です。

現在ドイツにて生活を送っており、おそらくこれから数年はヨーロッパにいるでしょう。それも踏まえて、海外で出会った良い場所、お役立ち情報、注意喚起など海外で生活をしている方々、これから始める方々にとって少しでも役に立つような情報を提供できればと思います。

よろしくお願いします。

*1:ジャン・ボードリヤール(2015)『消費社会の神話と構造』紀伊國屋書店,(p.26)