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物欲まみれの浪費の日記

【完全ワイヤレスイヤホン】B&O 「Beoplay E8」レビュー【戒め】

こんにちは。Suzukiです。

記念すべきエントリーNo.1はBeoplay E8のレビューです。

 

これは浪費と呼ぶべきか。

 

なぜならば後にもBeoplayの製品のレビューをしますが、筆者であるSuzukiはこのブランドのファンです。

アイドルおたくが数十万という金銭と数百時間という時間をアイドルに費やすがごとくBeoplayに費やす。しかしファンならば応援するのは当たり前。一日中ホームページを見ていることだってできる。自然の摂理(!?)。

 

したがって、この記事では基本的にBeoplayをべた褒めします。しかし念のため言っておきましょう。「#NotSponsered」。

言うまでもないですけどね。先日やる気もなく始めた人間にもしも、スポンサーの話が来たらこちらからやめろと言いますけどね。

 

なにはともあれ、ファンだからという言い訳は聞いてはくれない。これは明らかに、大量消費社会に特徴的な記号消費とガジェットへの欲望である。戒めねば。

 

追記

新型が発売されました。合わせてどうぞ

 

www.suzuki3.net

 

 

以下メニュー。

 

1.Beoplayとは

 

 Beoplayとは、1925年にデンマークで始まったオーディオメーカーであるBang&Olufsenのカジュアルラインとして2012年に設立されたブランドです。

そこでは

カジュアルラインであってもそこはバング&オルフセン、モノづくりに流れる通奏低音は「品質重視」という哲学です。*1

 という事をもとにオーディオ機器が製作されています。

BeoplayのデザイナーはCecilie ManzとJacob Wagnerで、Manzは主にA1,A2などの小型スピーカーをデザインしています。A1、欲しいです。

ヘッドホンやイヤホンは主にWagnerがデザインしています。したがって、今回買ったE8もWagnerのデザインだそうです。

本当にどの製品も上品かつ合理的、作りもしっかりしていて非常に好印象です。

一時期H3を持っていましたが、非常に良かったですね。買いなおそうかな。

 

デンマークのデザインは基本的にバウハウスを踏襲しています。Arne JacobsenしかりHans.J.Wagnerしかり。

バウハウス、というと基本的には1919年にドイツはヴァイマルで、ヴァイマル共和国の国立学校として始まった美術学校のデザイン思想を指しますね。

ここで行われていたデザインは基本的に合理的な「機能主義」(機能主義という言葉はパーソンズを連想させますね)。

 

 去年ベルリンのBauhaus Archivに行きましたが、素晴らしいの一言でした。そこでは年代別に作品が展示されているのですが、ヴァイマル時代の初期は見たところ、合理主義的なデザインと古典的な表現主義が入り混じっていたようですね。

おそらくヴァイマル時代の後期、もしくはデッサウに移転してから合理主義的・機能主義的な方向へと転換したように見受けられます。

ちなみに私は椅子のデザインに興味があるので、Marcel Breuerの椅子のコーナーに二時間いました。好きです。バウハウス。

 

こうして、デンマークデザインとしてデザインされているわけです。

ちなみに、デンマークのデザインは「北欧デザイン」としてスウェーデンなどと一緒にラベルが張られがちですが、少し性質が違うと思っています。この「北欧デザイン」のラベル張りはどうなんだ…?

 

話がそれましたが、つまりBeoplayも合理的な機能主義をもとに作られているというわけです。

 

2.Beoplay E8の概観

 

さて、長い前置きを経て、E8の紹介に入っていきます。

E8は、日本では2017年の11月に発売された完全ワイヤレスを採用したイヤホンです。

 

それ以前にも多くの完全ワイヤレスイヤホンが出ていました。OnkyoやEratoなど、あとは中国のメーカーなどです。

しかし、これらの製品はバッテリー持ちが悪かったり、ケースが大きかったり、接続が不安定だたり、片方を無くしそうでイマイチ触手が伸びませんでした。

 

しかし、人間の本質は合理化であると信じている筆者にとって、完全ワイヤレスは魅力的なものでもありました。コードが引っかかるの嫌でしょ?

これまで、shureのSE425から始まり、westoneのw40、atomicfloydと買い続けてきて、Bluetoothが実用的になったかな?という時にsoundpeatsを試しに買いました。

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結論から言うとこのイヤホンは非常に気に入りませんでした。

音は普通、というかこの価格帯では非常に好印象でしたが、なにせバッテリー持ちが悪く、二時間ほどで切れます。また、切れる30分くらい前から大音量で「バッテリーが少なくなりました。充電してください」というアナウンスが30秒間隔でなります。こんなもの使い物になりませんよね。少なくとも筆者の使い方では使い物になりませんでした。

 

しかし、楽をするという合理化は人間の本質。コードがないという開放感と取り回しの良さを忘れることができませんでした。そこで買ったのがCreativeのOutlier Sportsというイヤホンです。

このイヤホン、たいして有名ではないですが、非常にいいです。安いし、音がいい。そしてバッテリーがすごく持つ。現物がないので写真はないですが、

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この価格帯で止水ジッパーを採用した防水のケースが付属しているというコスパの良さ。

 

もうBluetoothイヤホンはこれでいいやと思っていました。なにせ完全ワイヤレスイヤホンは見るからに実用レベルに至っていなかったからです。

しかし、2017年の後期に入ってから多くの完全ワイヤレスイヤホンが各メーカーからリリースされました。

 

はじめに気になっていたのはSONYの物で、ヘルシンキ空港で日本よりも先に販売していたのでそこで見ました。音を聞いたりしてみた感じ、あまり良くなく、バッテリー持ちも短そうなので、まだ実用には程遠いなと思っていた矢先、あれ?Beoplayだしてるやん、と発見したわけです。 

 

そしてこのE8、今まで感じていた欠点を全てなぎ払ってくれました。

 

まず見た目です。

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普通の箱ですね。 

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開けるとこのようにして現れます。

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イヤホン本体は非常に綺麗です。無駄な装飾が省かれ、あるのはシルバーのふちと直線と曲線がうまいバランスでブレンドされているブランドロゴのみという精錬されたこの感じ。

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ケースです。本革なので非常にきれいです。高級車のシートみたいな。質感もさらさらとしていて非常にさわり心地がいいです。

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ケースはこのように、二枚貝のようになっています。さしずめイヤホンは真珠ですね。イヤホンを収納しても非常にスマートです。

どれくらいスマートかというと 

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ヘッドホンと比べるとこう。

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Creativeの防水ケースにも入ります。

 

3.主な機能

 

主な機能としては、ホームページで紹介されているように、

 

・連続4時間の再生時間・快適なつけ心地と接続性・高級感あふれる本革充電ケース*2

 さらに

・多彩なタッチコントロール・Transparencyモード*3

などがあります。

 

まず、連続再生時間ですが、おそらく4時間くらい持ちます。正確に測ったことがないのですが、通勤・通学中の音楽鑑賞という用途であれば持ちます。

付け心地は非常にいいと思います。SONYのよりも小さいので耳から飛び出る部分もあまりありません。

また、Complyのイヤーピースが付属しています。Complyが好きな人にもいいですね。

 

ケースの質感は先に見た通りですが、

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このように、閉じている状態でも充電が完了したかどうかを見ることができます。このあたりが機能的でいいですね。

 

またBeoplayには専用のアプリがあります。

Beoplay

Beoplay

  • B&O PLAY
  • ライフスタイル
  • 無料

 

このアプリでできることは

 

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パーソナライズします。

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接続されます。港で不評のメニュー画面。イヤホンをタップすると

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メニューが出てきます。港で不評のインターフェイス。何ができるのかわかりにくい。らしいです。基本的にできることは

・再生、停止、曲送り、曲戻し(基本使いません)

・Tranceparecyの設定

・イコライザ―

です。

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Tranceparecyの設定はこのようになっています。Tranceparecyとは、イヤホンを付けたままでも外部マイクが周囲の音を拾い、それをそのままイヤホンで流してくれる機能です。

つまり、イヤホンを付けたままでも会話ができます。

この機能を使うと、完全ワイヤレスの欠点である紛失の危険性を、イヤホンを外す機会が減ることによって、減らしてくれます。

このメニューではそのモードの効きを3段階で変更できます。

また、E8はこのアプリでソフトウェアアップデートができるので必須ですね。 

 

4.Pros &Cons

 

まず主な利点としては、先ほどまで述べてきた通り

・非常に軽量でコンパクトである。

・バッテリー持ちが比較的良い

・デザインが良い

・Tranparencyモードが付いている

・接続が安定している

などがあげられると思います。

 

一方、欠点としては

1.ケースにいちいち収納するのが面倒

正直、面倒です。しかし収納しなければ充電されません。コード付きのBluetoothイヤホンの場合、首から下げとけばいいんですが、完全ワイヤレスの場合そうもいきません。しかし、ポケットに無造作に入れるのも紛失の危険性を伴います。したがって、ふとした時に外したい場合でもケースに収納しなければなりません。

 

非常に面倒ですし、非合理的です。

 

2.Transparencyモードで聞こえているとしても、店員さんなどから怪訝な顔をされる

当たり前です。この世の何人がこの製品のtransparenceyモードの存在を知っているでしょうか。

したがって、相手の声がきこえてて、会話ができるとしても、相手にとってはイヤホンをつけながら話すな、と思いますし、または自分の声が聞こえていないように思ってしまうわけです。

イヤホンをつけながら話すのは非常に失礼だと思いませんか?筆者はそう思いますね。

 

3.バッテリーの寿命が心配

 

このイヤホン、それなりの値段がします。オーディオマニアの方々は金銭感覚が壊れているのでおそらくそうは感じないでしょう。筆者も若干くるいがあるのであまり高いとは思いませんが、おそらく高い部類に入ります。

しかし、Bluetoothイヤホンはバッテリーが必要です。しかしバッテリーは劣化します。劣化した時に、果たして使い物になるのか、という心配があるわけです。

これまで使ってきたイヤホンはなかなか壊れず、長いもので10年くらい使っています。しかし、このイヤホンは10年使える気がしませんね。

したがって、高いものを長く使う人には向いていません。あくまでもガジェットですね。

 

バッテリー交換、してくれるのでしょうかね。

BeoplayのBluetoothヘッドホンたちはバッテリーが交換できるのでその心配は無いのですが。

 

結論としては、このイヤホン、現状の完全ワイヤレスイヤホンの中ではかなりいい出来だと思います。

しかし、多くの完全ワイヤレスイヤホンに言えることですが、万能ではありません。連続使用に向いていない以上、用途は少し限られてきます。たとえば、長距離移動の際に使えない、などです。

 

また今後も多くの完全ワイヤレスの製品が登場すると思います。決めかねている人は、待ってもいいと思います。

 

長くなりましたが、以上です。

 

 この記事を読んでほしくなった方は以下のページから

 

 

 

 

*1:HISTORY. (2018, February 2). In Beoplay Homepage. Retrieved from http://kanjitsu-boplay.jp/history/index.html

*2:Beoplay E8. (2018, February 2). In Beoplay Homepage. Retrieved from http://kanjitsu-boplay.jp/history/index.html

*3:Beoplay E8. (2018, February 2). In Beoplay Homepage. Retrieved from http://kanjitsu-boplay.jp/history/index.html